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Valentine's Dayと言うことで。
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Carnival Of Light - 最近ニュースでこのタイトルを聞いた。ニュースはザ・ビートルズ(The Beatles)が1967年にレコーディングした"Carnical Of Light"という曲をサー・ポール・マッカートニーが発表しようとしているという内容だった。おそらくザ・ビートルズ名義で出したいのだろうが、発表のためにはメンバーのリンゴ・スターと、故ジョージ・ハリスンと故ジョーン・レノンの遺族に許可をもらう必要があるとのことであった。14分に及ぶ実験的な音楽で、当時、あるいは後のアンソロジー発売の際の発表に対してポール以外が賛同せず、お蔵入りとなっているということであった。サージェント・ペパーズ時代くらいから彼らは実験的取り組みに傾倒し、この他にも同様のお蔵入りが多数あるとのことである。さらにこの曲のタイトル、存在はファンの間ではずっと前から有名であるそうだ。
 
今回はCarnival Of Lightである。
Liverpool出身のFab 4、The Beatlesの話ではなく、Oxford出身のFinest Band、RIDEのアルバムだ。アルバム内に、同名のタイトル曲はない。
僕はRIDEのファンで、かなり熱狂的なほうだと思う。オリジナルのCDやレコードはたぶん全部持っているし、プロモ版なども何枚かある。たまに聞くと、結構ギターの揺れを明確に覚えていたり、歌えたりする。年に1度くらい、ちょっと年上の女性とこの話題で話が合うことがある。

そのファンの僕がRIDEっぽくないと勝手に思っているアルバムがこの3rdだ。さらに後に続く、結局ラストアルバムになってしまう4thはRIDEと言うよりHurricane#1の序章のようだ。
シューゲイザー、フィードバックギターで有名だったRIDEは、2ndあたりから大きく変わっていき、3枚目のこのアルバムでは浮遊感はまったくない。今振り返ってみると、普通のUKロックバンドの普通のアルバムだ。アメリカンであり、サイケデリアであり、完成度としては申し分ない。同じ年の2ヶ月ほど後にリリースされることになる"Definitely Maybe"と比較すると、如何にこのアルバムが普通か、良くあるタイプかが際立つというものだ。
シングルでもリリースしたCreationというバンドの"I don't know where it comes from"のカバー曲が入っているのが、彼らの他のオリジナルアルバムと比べて特徴的だが、1st⇒2nd⇒3rdと順番に聞くと順当な時代の流れに聞こえてしまうのも不思議だ。

しかしすばらしい曲ももちろん存在する。"From Time To Time"や、"At The End Of The Universe"は、まるでThe Stone Rosesだ。強いて言うなら、朝の通学・通勤のiPodで聞きたいくらいの血圧上昇チューンだ。(もちろん車通勤の人はiPodではなく、カーステでなければならない。)







BW
Rideである。とにかくかっこいい。
このEPは是非、EP(シングル)ごと全部聞きたい。
Chelsea Girlの1曲についての感想ではなく、4曲通してのものとして読んでもらえると幸いだ。
(アナログだと途中で引っくり返さないといけないが、CDなら4曲通して聴ける。iPodなどがある昨今、この程度は当たり前だ。)

フィードバック・ノイズ、甘いヴォーカル、浮遊するギター、畳み掛けるドラム。
若く、それでいてさらに若かったいつかを思い出させるようなメランコリーな揺れ。
常々彼らはこのように形容されてきた。どの言葉も本当にぴったりだ。そして未だに色あせていない。

靴を見つめるようにうつむいて演奏するところから、シューゲイザー(Shoegazer)と呼ばれた彼らだが、Shoegazerの中ではどうしてもMy Bloody Valentineのファンが多い。女性メンバーが居たからではないだろうが、男性ファンが多いイメージだ。
RideはフロントマンのMark Gardenerが"ハンサム"だからか、女性ファンが多かったような印象がある。
僕は男だが、Rideが好きだ。

ギターのAndy Bellはその後、Hurricane #1というラッドなギターバンドを始めた。oasisのファーストアルバムに触発され、もともと好きだった太いギターのロックンロールに更に傾倒したらしい。その後oasisにベース・ギターとして参加し今に至る。
HurricaneやoasisからAndyを知った人はつい「今oasisの~」という言葉で彼を形容していると思う。
僕もoasisのファンだが、Rideが好きだ。

RideのWeb Siteなどでは"Oxford's Finest Band"などと書かれている。僕はイングランドに旅行したとき、ただRideが生まれた都市を見たいという理由で、特に明確な予定もなく、ロンドンからわざわざOxfordへ日帰り旅行した。
今はOxford出身のバンドといったら真っ先にあがるのはRadioheadだろうか。彼らもOxford出身の名に相応しくクリエイティブでアカデミックな印象があり、ファースト、セカンドアルバムなどはかなり好きだ。
Radioheadも悪くはないが、僕はRideが好きだ。


このEPの内容は、前のめりなChelsea Girl、耽美な響きのDrive Blind、Markの声が映えるAll I Can See、歌モノとフィードバックの融合と言えるClose My Eyesの4曲である。


---credit---
CRESCD72/CRE072T
recorded at
union studios, oxford
by calvin and alan
remixed at
arkantide studios, london
by james and bill
roses by debbie(おそらくジャケットのきれいな薔薇についてだ)











twisterella.jpg

Twisterella by Ride!!
大半のRideファンにとっては、Rideと言えば
・Shoegazerであり、
・Feedback Noiseであり、
・メランコリーで陰鬱なギターミュージックであり、
(・2ndアルバム Going Blank Again以降のRideは魅力に欠ける)
と言うのが常識だ。
僕にとっても、その意見にはまったく同感である。

ただし、この曲だけは例外。まったくの例外。

まず、多くのファンが恥ずかしながら告白しているが、ジャケットがかわいい。
直前の時代のFactoryのレコードの数々を手がけたPeter Savilleや、
同じ時期~直後のBrit Popを彩ったBrian Cannon/microdotの、
音楽と同じくらい印象的なジャケット郡に優るとも劣らない、
個人的にはグンバツで優っている、Jock Sturgesの写真によるジャケット。
最高です。かわいい。

次に、ツインギターのリフによる軽快な縦ノリと、
流れるようなドラムにのってたゆたうボーカルの横揺れによる、
ダンスミュージックラバーズオンリーでもない、
ヒットチャートミュージックな感覚。
ぜんぜんシューゲイザーでもない、フィードバックギターもない、
少しアイロニックな、青春系若者ソング。青い。


最後に、この後Markの影響が少しずつ薄れ、Andyの色が濃くなっていくバンドを、
少しだけ象徴するようなポップ路線進出への兆候。
この曲を何度聴いても、その後のRideやHurricane#1は創造できないけど、
でも、もうフィードバックギターのバンドじゃないんだってことは
伝わってくる、きゅんとなるシングル。せつない。



(ホントはジャケがかわいいシングルがいいけど、ほとんど売ってない。
最近は昔のB面達も入れたDX盤があるみたい)



(すごくファンでなければ、ベストアルバムさえあれば、ほとんどOKかも)



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